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研究会 : 第5回フラストレーション東京セミナー
投稿者 : master 投稿日時: 2009-1-22 (1684 ヒット)

第5回フラストレーション東京セミナー

日時

 1月29日(木)17:30〜

場所

 東大 本郷キャンパス 工学部6号館3階 セミナー室A

話題

  • 題目:グラファイト上吸着ヘリウム3固相薄膜2次元量子スピン系の熱容量
  • 講師:森下 將史(筑波大院 数理物質)
  • 要旨:グラファイト上吸着ヘリウム3固相薄膜は、2次元量子スピン系のモデル物質を与える。フラストレーションの強さを反映していていると考えられる熱容量測定における異常と、ヘリウム4で希釈することによるカゴメ格子形成の可能性について議論する。
  • 題目:PDF解析を用いた結晶性物質の局所構造解析
  • 講師:樹神 克明(原子力機構)
  • 要旨:結晶周期性をもつバルク物質の結晶構造は通常は逆格子空間の情報である回折パターンをもとに議論される。しかし中には逆格子空間ではプローブしがたい、局所的な構造歪みがその物性を理解する上で重要な情報になる場合がある。例えば元素置換によって物性を制御するとき、元素置換によって生じる局所的な構造歪みが物性に大きな影響を与える場合がある。また強相関電子系やフラストレーション効果をもつ系では、それらの効果によって電子やスピンが周期性をもたずに局在し、結果として結晶構造に局所的な歪みが生じる得る。本発表ではそのような系における局所構造歪みをプローブする手法としてのPDF解析およびそれを用いた研究例を紹介する。
連絡先:frustration_tokyo@riken.jp


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