投稿者 : master 投稿日時: 2012-4-18 (2795 ヒット)
受賞

本領域・課題オ「スピンフラストレーションと磁気強誘電性」の研究連携者、梶本 亮一博士(総合科学研究機構東海事業センター利用研究促進部・副主任研究員)らが平成24年度の文部科学大臣賞科学技術賞(研究部門)を受賞しました。

詳細は下記ホームページをご参照ください。
J-PARC MLF Topics


投稿者 : master 投稿日時: 2012-3-29 (2928 ヒット)
受賞

本領域・課題オ「スピンフラストレーションと磁気強誘電性」の研究代表者、有馬 孝尚博士(東京大学新領域創成科学研究科・教授)の論文、

"Ferroelectricity Induced by Proper-Screw Type Magnetic Order", Taka-hisa Arima, J. Phys. Soc. Jpn., 76, 073702 (2007).

日本物理学会第17回論文賞に選ばれました。


投稿者 : master 投稿日時: 2012-3-29 (2689 ヒット)
受賞

本領域・課題エ「フラストレーションと量子伝導」の研究分担者、廣井 善二博士(東京大学物性研究所・教授)の論文、

"Rattling-Induced Superconductivity in the β-Pyrochlore Oxides AOs2O6", Yohei Nagao, Jun-ichi Yamaura, Hiroki Ogusu, Yoshihiko Okamoto, Zenji Hiroi, J. Phys. Soc. Jpn., 78, 064702 (2009).

日本物理学会第17回論文賞に選ばれました。


投稿者 : master 投稿日時: 2012-3-24 (2819 ヒット)
受賞

本領域・課題エ「フラストレーションと量子伝導」の研究分担者、廣井 善二博士(東京大学 物性研究所 教授)研究室助教の岡本 佳比古博士が日本物理学会若手奨励賞(領域3)を受賞しました。

岡本 佳比古助教


日本物理学会では、将来の物理学を担う優秀な若手研究者の研究を奨励することを目的として若手奨励賞を設けています。この度、領域3における第6回受賞者の一人として、岡本佳比古助教(物質設計評価施設・広井研究室)が選ばれました。岡本佳比古氏はフラストレーション系の物質探索において優れた成果を挙げています。最近では、実験的にも理論的にも謎とされているスピン1/2カゴメ格子反強磁性体の基底状態を調べる事を目的として、様々な銅鉱物を発掘し、良質試料を合成してその磁性を調べています。特に同氏が見出したVesignieiteは理想的なモデル物質の候補と考えられていますが、そこでは磁化プラトーが理論的に予測されていた飽和磁化の1/3ではなく、2/5に近い値に現れることを見出しました。カゴメ格子反強磁性体に限らず、同氏の発見した物質群は磁性研究の最前線において注目を集め、大きな研究の潮流を生み出しています。

対象論文:
"Vesignieite BaCu3V2O8(OH)2 as a Candidate Spin-1/2 Kagome Antiferromagnet", Yoshihiko Okamoto, Hiroyuki Yoshida, and Zenji Hiroi, J. Phys. Soc. Jpn 78, 033701 (2009).
"Magnetization plateaus of the spin-1/2 kagome antiferromagnets volborthite and vesignieite", Yoshihiko Okamoto, Masashi Tokunaga, Hiroyuki Yoshida, Akira Matsuo, Koichi Kindo, and Zenji Hiroi, Phys. Rev. B 83, 180407 (2011).
"Spin-Liquid State in the S = 1/2 Hyperkagome Antiferromagnet Na4Ir3O8", Yoshihiko Okamoto, Minoru Nohara, Hiroko Aruga-Katori, and Hidenori Takagi, Phys. Rev. Lett. 99, 137207 (2007).


投稿者 : master 投稿日時: 2012-3-24 (3132 ヒット)
受賞

本領域・公募班(A01)「低次元フラストレート系におけるカイラル及び多極子秩序とその動的観測量」研究分担者の佐藤 正寛博士が、日本物理学会若手奨励賞(領域3)を受賞しました。

対象論文
(1) Masahiro Sato, Tsutomu Momoi, and Akira Furusaki,
NMR relaxation rate and dynamical structure factors in nematic and
multipolar liquids of frustrated spin chains under magnetic fields,
Phys. Rev. B 79, 060406(R) 1-4 (2009) Editor's Suggestion
(2) Masahiro Sato, Toshiya Hikihara, and Tsutomu Momoi
Field and temperature dependence of the NMR relaxation rate in the
magnetic quadrupolar liquid phase of spin-1/2 frustrated ferromagnetic chains,
Phys. Rev. B 83, 064405 1-10 (2011)
(3) Shunsuke Furukawa, Masahiro Sato, and Shigeki Onoda,
Chiral Order and Electromagnetic Dynamics in One-Dimensional Multiferroic
Cuprates,
Phys. Rev. Lett. 105, 257205 1-4 (2010)

説明
近年、一連の擬1次元銅酸化物磁性体がカイラル秩序と強誘電性を同時に示すことが実験研究で明らかとなり注目を集めている。さらにこの物質群の有効模型であるJ1-J2スピン鎖に磁場を加えると、3種類の磁気多極子液体相と呼ばれる新しい相が現れることが理論的に予言されていた。このような多極子秩序の直接観測は非常に困難な為、多極子相を検出する有効な実験方法の提案は磁性研究の重要課題の1つといえる。このような状況において佐藤らは、J1-J2鎖で実現する多極子相の明確な特徴が核磁気共鳴法と中性子散乱実験で捉えられることを予言した。これは多極子液体相に対するはじめての現実的検出方法の提案であり、実際幾つかの擬1次元銅酸化物(LiCuVO4など)でこの予言が検証されつつある。また佐藤らは、上記銅酸化物の中で精力的に実験研究されている化合物の1つであるLiCu2O2に注目し、その1次元有効J1-J2模型の相図、3次元性を取り込んだカイラル磁気秩序構造、電気磁気応答スペクトルを決定し、様々な実験結果を定性的・定量的に説明する理論も構築した。


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