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第9回フラストレーション・セミナー

日時: 3月3日(火) 17:30〜

場所: 阪大豊中キャンパス 理学研究科D棟3階 D301

内容

  • 紺谷 浩 (名大理)
    • 「フラストレート系における磁気構造由来の異常ホール効果の理論」
    • 要旨: フラストレート系では、非自明な磁気秩序の出現に伴い、しばしば非従来型の異常ホール効果が出現する。本講演では2tg軌道強束縛模型に基づきこの問題を解析する。特に磁気秩序がnon-collinearであるとき、「軌道ベリー位相」が有効磁場として働くため異常ホール効果が出現し、Nd2Mo2O7の実験結果を良く再現することがわかった。
  • 谷口 年史 (阪大理)
    • 「コメント ― カノニカルスピングラスの異常ホール効果」
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第8回フラストレーション・セミナー

日時: 1月27日(火) 17:30〜

場所: 阪大豊中キャンパス 理学研究科D棟3階 D301

内容

  • 松平 和之 (九工大工)
    • 「パイロクロア型イリジウム酸化物における金属絶縁体転移とフラストレーション」
    • 要旨: 金属絶縁体転移を示すパイロクロア型イリジウム酸化物Ln2Ir2O7に関する研究について紹介する。金属絶縁体転移の機構および希土類サイトによるフラストレートした磁性について議論する。
  • 難波 孝夫 (神戸大理)
    • 「コメント ― 光学スペクトルから見たパイロクロア型イリジウム酸化物の電子状態」
  • 坂田 雅文 (阪大極限)
    • 「コメント ― 金属絶縁体転移を示すNd2Ir2O7の高圧下電気抵抗」
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第7回フラストレーション・セミナー

日時: 12月2日(火) 17:30〜

場所: 阪大豊中キャンパス 理学研究科D棟3階 D301

内容

  • 東 正樹 (京大化研)
    • 「三角、カゴメの周辺物質ーS=1/2三角クラスター物質La4Cu3MoO12とフラストレートしたS=3/2ハニカム物質Bi3Mn4O12(NO3)ー」
    • 要旨: 三角格子反強磁性体派生の化合物を二つ紹介する。La4Cu3MoO12は、Cu2+の三角格子の1/4を非磁性のMo6+で置換したCu3MoO4面を持つ。ただし、カゴメではなく、S=1/2の三角クラスターが弱く結合した物質である。高温ではそれぞれのCuがS=1/2を持ち、それが低温でクラスター当たりS=1/2になり、2.6Kでそのモーメントが長距離秩序する様子を観察することができる。Bi3Mn4O12(NO3)は、MnO6八面体が辺共有でつながったハニカム格子を持つ。Mn4+なのでS=3/2である。ハニカム格子の基底状態はネール状態だが、この物質はワイス温度が-300Kであるのに対し、少なくとも0.4Kまでは秩序化しない。これは、最近接相互作用が約100°のCu-O-Cu結合で媒介されるため弱く、Mn-O-O-Mnの次近接相互作用のためにフラストレーションが起こるためだと考えられる。
  • 細越 裕子 (阪府大理)
    • 「コメント - 有機ラジカルによる三角格子反強磁性体」
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第6回フラストレーション・セミナー

日時: 11月18日(火) 17:30〜

場所: 阪大豊中キャンパス 理学研究科D棟3階 D301

内容

  • Karlo Penc (Research Institute for Solid State Physics and Optics, Budapest) 
    • 「Magnetization plateaus in frustrated spin systems」
    • 要旨: Magnetization plateaux, visible as anomalies in magnetic susceptibility at low temperatures, are one of the hallmarks of frustrated magnetism. Fluctuation induced plateaus appear in triangular lattice systems. An extremely robust half-magnetization plateau has been observed in the spinel chromium oxides, where it is accompanied by a substantial lattice distortion. We give a short overview of the experimental findings for the CdCr2O4 and HgCr2O4, and show how such a half-magnetization plateau arises quite naturally in a simple model of these systems, once coupling to the lattice is taken into account. We will also present the recent theoretical developments.
  • Hitoshi Ohta (Kobe University)
    • 「comment - High field ESR measurements of the pyrochlore systems」
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第5回フラストレーション・セミナー

日時: 10月21日(火) 17:30〜

場所: 阪大豊中キャンパス 理学研究科D棟3階 D301

内容

  • 菊池 彦光 (福井大工) 
    • 「かごめ格子磁性体ZnxCu4-x(OH)6Cl2に関する最近の話題」
    • 要旨: ZnxCu4-x(OH)6Cl2は、Zn濃度変化とともに、二次元かごめ格子反強磁性体(x=1)から三次元パイロクロ型磁性体(x=0)まで変化するフラストレート磁性体である。今回のセミナーでは、ZnxCu4-x(OH)6Cl2に対して行った磁化率および1H-NMR測定結果を中心とした講演を行う。
  • 大久保 晋 (神戸大理)
    • 「コメント ― かごめ反強磁性体ZnxCu4-x(OH)6Cl2のESR」
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第4回フラストレーション・セミナー

日時: 8月12日(火) 17:30〜

場所: 阪大豊中キャンパス 理学研究科D棟3階 D301

内容

  • 松浦 直人 (阪大理) 
    • 「リラクサーMPB近傍における局所構造と格子ダイナミクス」
    • 要旨: 最近、リラクサー誘電体PMN-xPTにおいて誘電率が最大となるMPB(morphotrobic phase boundary)近傍においてソフトモードの異常のみならず、acoustic modeにも異常が観測されている。MPB近傍におけるacoustic modeと結びついた局所的な構造の不安定性について議論する。
  • 森 茂生 (阪府大工)
    • 「コメント ― 電子顕微鏡によるリラクサーの局所構造解析」
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第3回フラストレーション・セミナー

日時: 7月22日(火) 17:30〜

場所: 阪大豊中キャンパス 理学研究科D棟3階 D301

内容

  • 木村 剛 (阪大基礎工) 
    • 「三角格子反強磁性体における電気磁気結合」
    • 要旨: 最近、CuFeO2, RbFe編集(MoO4)2などの三角格子反強磁性体において、磁気秩序に結合した強誘電分極の出現が観測されている。
      このフラストレート磁性体の典型である三角格子反強磁性体における電気磁気結合について議論する。
  • 左右田 稔 (阪大理)
    • 「コメント ― CuFeO2の中性子回折」
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第2回フラストレーション・セミナー

日時: 6月17日(火) 17:30〜

場所: 阪大豊中キャンパス 理学研究科D棟3階 D301

内容

  • 伊藤 哲明 (京大人間・環境) 
    • 「3角格子1/2スピン反強磁性体EtMe3Sb[Pd(dmit)2]2におけるスピン液体状態」
    • 要旨: 表題有機塩は、交換相互作用の1万分の1以下の温度まで冷やしても磁気秩 序・スピングラス化は生じず、量子スピン液体状態が実現していると考えられる。このスピン液体状態の議論(相転移の有無、励起スペクトル構造、等)を行う。
  • 山下 穣 (京大理)
    • 「コメント ― BEDT-TTFの熱伝導率測定」
  • 中澤 康浩 (阪大理) 
    • 「コメント ― BEDT-TTFの比熱測定」

第1回フラストレーション・セミナー

日時: 5月20日(火) 17:30〜

場所: 阪大豊中キャンパス 理学研究科D棟3階 D301

内容

  • 川村 光 (阪大理)
    • 「3角格子反強磁性体の新奇ボルテックス秩序 ― ”スピンゲル”」
    • 要旨: 3角格子ハイゼンベルグ反強磁性体における特異なボルテックス(Z2ボルテックス)秩序と新奇秩序状態 −”スピンゲル”− に関する理論を紹介し、NiGa2S4 や NaCrO2 に対する近年の実験との関連について議論する。
  • 萩原 政幸 (阪大極限セ)
    • 「コメント ― NiGa2S4 のESR」
  • 石田 憲二 (京大理)
    • 「コメント ― NiGa2S4 のμSR」
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